2018年スタートです

あけましておめでとうございます。

いつもこちらの公式ブログは放置しっぱなしですみません。
店主は何とか元気で、神経痛や五十肩と闘いながら日々暮らしております。
2017年は諸々の不調が重なり、布と向き合う時間が少ない年になりました。
2018年は新たな気持ちで、製作時間を増やしていこうと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

藍を継ぐ

昨年の初夏に建てた藍のバケツ2つ、様子を見ながらずっと維持してきて、建て直すかどうするか考えていましたが、2つともこのまま継続することに決めました。PHもだいぶ安定するようになり、まだまだ色も出るからです。廃棄するには惜しい、ということで。

ただ何しろ昨年建てたきりで、昨年は泥藍を作る時間的余裕もなくそれも加えていない、ほんとにそれっきりなので藍そのものが足りなくなってくるだろうということで、藍を継いでみました。
何か参考にしたわけでもなく、多分こんな感じでいいんじゃないかなぁと、適当に。

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今年作ったすくも、この写真よりもう少し砕いて細かくして、

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熱湯で練ってから2つのバケツに半量ずつくらい加えました。さらに加水、石灰でPHを調整して、この日の作業は終わり。
2日後の本日、すこしPHが下がっていたので石灰を加えて調整。かなりしっかりと泡(藍の華)が立つようになってきました。このまま本格的な染めに入れそうな感じです。

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まばらな藍畑・・・。
収穫はもう少し待ってみます。

藍染+モン族布のコラボ

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昨年染めたフレンチスリーブのブラウスの背中部分に、モン族の生地を合わせてみました。
同じ藍どうし、さすがによく合いました。
地の生地もタイの木綿です。どちらかというと粗布に属する(かな?)感じの、荒っぽい生地。買った場所もけっこう荒っぽい市場でした。均一に染まらずに、シャンブレーっぽさもあるような不思議な風合いに染まりました。

そしてこの作品で、私の製作史上初めて、品番が100になりました。
品番は、アイテム毎、生地の産地毎、生地の種類毎、に1からスタートして振っています。この作品は、ブラウスの、タイ産生地で、木綿地の、100作目ということに。

まぁあの、十数年の歴史の中では、タイで縫製したものも入っているので、純然たる100作目ではないんですけど^^;、でも、同じ品番で数点作ることもあるので、数的にはまぁこれでほぼ間違いないかな。

ずいぶんたくさん作ってきたなぁと思うし、ずいぶんたくさんお買い上げいただいたのだなと、あらためて思います。
いつもありがとうございます。

試し染め

去年の藍(液)がまだ生きていそうだったので、試し染めをしてみました。

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藍ちゃん2号  青くん(チン君)
PHも比較的順調、今日は10.2くらいでした。
冬の間は完全に凍結していました。4月半ば頃に溶けてきて、以後は時々様子を見ながらPHを維持してきました。

写真はないけど、藍ちゃん1号 大ちゃん(たーちゃん)
こちらはPHの維持が難しく、ちょっとやばい匂いがしています・・・^^;
でも染まり具合は良好で、たいへん不思議。

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かなり明るく写りました。実際はもう少し濃い青色でした。ただし、乾けばおそらくこの色に近いものになるかと思います。

今年の藍をどうするか・・・。
大ちゃんを廃棄して、新しく建てようかと考えています。
青くんはこのまま様子を見るつもり。すくもを足すことも考えてもいいかもしれません。

畑に植え付けた藍は順調に活着中です。強い雨に叩かれて倒れたりしましたが、今は土寄せもしましたししっかりしています。
野菜畑で勝手に出てきた野良藍が元気で、大きいものはもう25センチくらいになっています。植え付けた藍はまだまだ10センチとか? そんな感じ。
これから梅雨の間に一気に成長していくはずです。楽しみに待ちたいと思います。

すくも出来上がり

去年の一番刈の乾燥葉を3/12に寝せ込み開始したすくも、昨日で完成となりました。
もう水分を足しても温度が上がらないことと、一時の強烈なアンモニア臭がだいぶ減ったこと、全体の嵩も驚くほどに減ったこと、などがその理由。60日ちょっとかけましたが、そこそこよいすくもになってくれたのではないかと思います。

寝せこみ中に、うっかり夜間の加温を切ってしまったり、その他色々の理由で何度も温度を下げてしまいました。ずっと高温を維持するのは実に難しいなと実感。

昨年2番刈の乾燥葉は、梅雨明けくらいに寝せこんでみようかと計画中です。
気温が高い時期なら夜間の加温はいらないだろうと・・・。

今年の藍建ても、その頃になるかな・・・。

今年の藍はまだトレイで植え付けを待っています。さっさと植え付けろ! と大合唱しているのが聞こえるのですが、この週末は気温が夏並みに上がって植え付けには適さなかったので、週明け、少し気温が落ち着く日を待って植え付けます。

今年の営業を始めます

すっかり遅くなりましたが、今年の営業を今週末から始めます。

昨年と変わらず、

営業は土日&祝日 です。10~17時

平日は作業していたりしますので、基本お休みです。
どうしても平日でないと・・・、という方は、メールでお問い合わせください。できる限り対応させていただきます。

今年もよろしくお願いします!

すくも発酵中

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3月12日に寝せ込んだすくも、3週間ほど経ちましたが旺盛に発酵を続けている様子です。途中何度か温度が下がる日もあり心配しましたが、その都度盛り返しました。
ここ何日かは、ビニールシートを外すと湯気がもわっと上がるくらいです。

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昨日は58℃ほどありました。今日は50℃でした。
毎日様子を見ながら手早く切り返しています。ダマも目立ってきましたが、それを気にしていると温度が下がってしまうので、手早く作業をして急いで包み直しています。
昨日あたりから、目にしみるようなツンとした臭気が立ってきました。このままうまく発酵を続けてほしいです。

よいすくもになりますように。

すくもの仕込み

昨年の秋は仕込みを見送った藍のすくも、そろそろ厳寒期は過ぎたので仕込みを始めました。

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藍の乾燥葉を大きなバケツに入れて、お湯(水でも同じ)を加え、適度な状態になるまでひたすらなじませ、かき混ぜます。乾燥したものに水分を含ませていく作業は、パンとかうどんとか、そんなものに似ているかも・・・。最初は手袋をしていましたが、すぐに外して素手での作業。やはり目分量でやっているので、じかに触らないとわからないんですよね。

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今年は今までで最も水分量の少ない状態で仕込んでいます。両手で軽く握って、軽く形ができる程度。すぐに崩れてしまう程度の水分量。
米ぬかのぼかし肥料を作る時の感じに近くしてみました。特に理由はないけど・・・、水分量が多いほうが失敗というか、良好なすくもにするのが難しい気がしたので、何事も実験。

本日は、1番刈の藍、トータル11.7kgを仕込みました。追分の畑が3kg、借りた畑が8.7kgです。品質的には追分のほうが圧倒的によかったので混ぜるかどうか最後まで悩みましたが、混ぜることにしました。まだ2番刈もあるので・・・。

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途中の写真を撮り忘れてナンですが・・・・・・。
バケツで仕込んでは山にする作業を繰り返し、全部できたところで温度計を中に挿し込んで、毛布等で包んで終了。まだまだ当たり前に氷点下に下がるので電気毛布をつけてみました。発酵が始まれば温度が上がってくるので、今はそれを待ちます。

後方左側に見えているビニールの袋は、2番刈。まだまだ別の場所にもあります。

藍の種の選別もだいぶ進み、今月末には種まきといきたいです。ではまた

ナガのヤオ! 作りました

昨年秋に出かけたタイで、ナガ布を何とか見つけましたので新作を作りました。ナガ布もどんどん見かけなくなる&質が低下していくので、ほんと今のうちだなと思うことしきりです。
画像クリックでリンコルのサイトにジャンプします。

3600-PTC81-01写真ぼんやり・・・

これは動物柄のナガで作ったもの。画像ではわかりませんが、ゾウとロバが真横部分に入ってます。動物の上半分が見えてますね。

3600-PTC80-01シャープな柄

これもナガ伝統の織柄、年々見かけることが少なくなりました。
2点とも地の布は同じもの、上が明るく写ってますが・・・。同じです。

また少しずつナガのものも作っていきたいと思案中。ではまた

ノンカイ→ビエンチャン→ノンカイ

ムクダハンからウドンタニまで4時間、そこからノンカイまで1時間ちょっとかかる。ノンカイ到着は4時近かった。こっちで泊まることにする。
前回ここに来たのはたぶん2007年か2008年。その時はまるっきりいい思い出がない。泊まった宿が最悪だった。今回はどうか。最初に目星を付けておいた所に行ったら満室だったので、トゥクトゥクに連れられて別の所に。白人のオーナーがやっている小洒落た宿だった。ちっとばかり嫌な予感がした。
案の定、どう考えてもその宿で最悪の部屋に案内されたことが後にわかる。最初はわからなかったんだけど・・・。窓から見えるのが庭だと思ってたら外の道だった、外の道からそのまま部屋に入ってこれる(もちろんドアがあって鍵はかかってるけど)。ベッドから1メートル向こうに人がいても別におかしくはない、だって道だから。うーん、これってどうなのか。
やっぱりナメられたんだよね・・・。タイでは、そこがアジアであるにも関わらず、アジア人であることによる差別を感じることがよくある。しっかりした人ならないかもしれないけど、ぼんやりの私はよくある。今回もそうだったと思う。宿のレストランでは何も食べないことにした(笑)。ノンカイは賑やかな屋台街があるので食べるには困らない。

翌朝、ノンカイのバス駅に行って(宿からは戻る位置関係)国際バスでビエンチャンに入ることも考えたけれど、それより自分で国境越えたほうが早いんじゃないかと思ってトゥクトゥクで国境に。

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ノンカイ・つまりタイ側の国境ゲート
三々五々、国境を越えていく人がいる。出国手続きをしたら、橋を渡るバスに乗ればラオスに連れて行ってくれる。ラオス側では入国手続をして、ふっかけてくるトゥクトゥク・ドライバーを無視して探し回れば、ビエンチャン市内に行くバスが見つかる(はず)。ビエンチャンまでは1時間前後だったと思う。バスはタラート・サオの近くに止まるので、そこからはトゥクに乗るか、荷物が少なければ歩いてでもゲストハウス街まで行ける。

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かつてフランスに支配されていた国なので、フランスパンのバゲットは今も普通に町中にある。しかしラオスも変わったな、以前ならガラスのコップにたっぷりの練乳と一緒に出されたネルドリップコーヒーが、今じゃただのネスカフェに・・・(>_<)

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ラオスにもカプセルホテル。びっくりした
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タラート・サオ。かつてモーニングマーケットと呼ばれていた味わいのある市場が、ビルになっている。ビル自体は建ってだいぶ経つけど、見る度にやれやれと思ってしまうな。

ビエンチャンには1泊しただけだった。泊まった宿では、夜になってシャワーを浴びようとしたら水しか出なかった。フロントに言ってもなかなか対処しようとしない。3回言いに行ってようやく、別の部屋に換えてくれた。前回ビエンチャンに泊まった時もろくなもんじゃなかったし、どうもこの、ノンカイ~ビエンチャンルートは私にとってツキのない場所らしい。

2日目も市場に行ったりうろうろして、昼にチェックアウトし、国際バスでノンカイに戻る。ここのタイ側のイミグレはいつもそうだけど異常に混んでいて大嫌いだ。
ノンカイのバス駅に着いて、チェンマイ行きのバスのりばに行き、荷物を預かってもらう。一昨日にチケットは買ってあるので安心。出発まで4時間ほどあったので、ノンカイの散策に出かける。

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大きな金色の仏像がメコンを見ている寺院

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メコン沿いの大きな広場には巨大な龍が・・・

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対の龍。ぜんぜんピンと来ないんだけど、伝説とかあるのかな

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鴨の麺屋

初めてノンカイに来たのはたぶん1990年台前半だったと思う。その時はまだ国境は開いていなかったと記憶しているのだけど、その時に鴨麺を食べた店がその後もずっと営業を続けている。一人で来てもここには顔を出していたが、別に顔見知りというわけではない。

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今回、スマホの自動翻訳という強力なツールを持っていたので、
「20年以上前から何度か来ています」と、言ってみたら、店主が大喜びして、写真撮ってもらった。店主は82歳、ここで店を開いて40年になるそうだ。娘夫婦に代を譲っても、店主は店の入口にどっかりと座ってなかなかの貫禄。タイではよくそういう風景を見る。
写真見たら相当ヨレてますね・・・お疲れさんです。

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メコンの上流方向に日が沈む

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ノンカイのバス駅
少し前まで、ここからチェンマイにバスで行こうとすると、一度ウドンタニに出て、そこから深夜バスだったのだが、今はノンカイから直通バスが出るようになり便利になった。

ノンカイ発夜の7時。チェンマイ着は・・・、8時頃だったかな? 12時間ちょっとかかった。バスのエアコンがアホみたいに効いていて、フリース着て毛布かけていたけど風邪引いた。いい加減に「適度な空調」について真剣に考えてほしいと切に願う。

ここまでで。
タイ→ラオス→タイ→ラオス→タイ。
という節操のない動き。日本人がどちらの国もビザ不要なので、このようなことが可能になっている。渡れぬラオス、遠いビエンチャンをノンカイから眺めたのがほんの少し前のように思うが、よく考えてみればもう四半世紀も前の話。たしかラオスに入れるようになったのは1996年あたりだと思うので、そこからちょうど20年。ラオスもタイも本当に大きく変わった。これからもどんどん変わっていくのだろうな・・・。

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チェンマイ旧市街のカフェで
普段はカフェなんて場所にはこっ恥ずかしくて行かないのだけど、高校時代の恩師に「今チェンマイにいます~」とメールを送ったら、「カレン族のコーヒー買ってきて」と頼まれ、検索したらどうやらここにありそうだったので。
チェンマイでも自転車を借りてうろうろ。バイクは・・・、国際免許持っていないし、作ったとしても私は中型バイクの免許は持っていないので、検問に引っかかるとアウト。そんなわけで自転車。
このカフェに行った日に既に風邪の症状が出始めており、翌日バンコクに着いたらもうフラッフラで、宿にたどり着いたらそのままエアコンも付けずに「寒い寒い」と寝て、ちょっとすると「暑い暑い」、でまた「寒い寒い」。どこにも行けずに終わったバンコクだった。

そんなこんなの旅でした。今回の旅で買ってきた布たちのお披露目はもうちょっと先になる予定。
ご笑覧感謝。