石瓶藍の里から・・・半袖クルタ

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昨年タイへ出かけた時に、藍染の町として有名な北部のプレー県を訪ねました。その時に出会った工房主さんに連れられて、別の村にあるお弟子さんの工房に出かけ、そこで大量の糸を染めている現場に出合いました。もともと出会った工房主さんは糸は染めず、いわゆる絞り染めをする作家さんだったのですが、機を織っているところを見たいと訊いてみたところ連れて行ってくれたのがそこでした。
糸を染めていれば、当然、どこかに織元さんがあるはず。
またまたそこからたどって連れて行っていただいたのが、近くの村の織り工房でした。
ガイドさんや紹介者を通さない私の布探しは、いつもこんな風に出会った人から人へと辿りながら、ともすれば空振りに終わる可能性も高く秘めながら、偶然の出合いに賭けて続いていきます・・・。

織りができない私にとって、先染めの糸を織り上げた生地の美しさは格別のものがあります。糸の段階で全てが均一に染まるわけではなく、むしろあえて不均一に染めているように見受けられることも。そんな糸を縦横に使えばランダムな色の変化があり、それ自体が布の表情を作り出し、ただ布であるだけで十分に美しく鑑賞に耐えるのです。
その時は分けていただける生地がなく残念でしたが、予約をして帰国し、半年後にタイへ出かけた時に手に入れることができました。

その生地で最初に何を作ろうか迷いましたが、まずはシンプルに定番のクルタシャツを作ってみました。生地を無駄なく使いたいので、袖は若干長め5分くらいの感じです。
ポケットを1つ、口部分と裏地にタイのモン族が染めているろうけつ染めの藍生地を使いました。タイ族とモン族、民族は違いますが同じく藍を生業とし、北部タイに暮らす人たちの手わざのコラボになりました。

昨年春に聞いたことですが、タイでは綿価格、藍の生産価格、そして人件費が高騰の一途を辿っており、これから先これらの産業がどう生き残っていけるか難しい時期に来ているそうです。今後この地域がどう変化していくか、その中でこういった手織り生地がいつまで手に入るか・・・。そんなことも思いながら縫製しました。

サイズ
着丈 58センチ  胸囲 107センチ
タイ産の木綿、天然藍染め手織り生地
少し太めの糸ですが織りが甘いため風を通し、また逆に空気を含みます。単独で、また重ね着で、真冬を除いて着ていただけるかと思います。

こちら売れました。生地はありますので受注後縫製いたします。縫製にはタイミングによりますが最大で1週間ほど時間をいただきます。
ご了承のうえご注文くださいませ。


・タイ木綿
・寸法 着丈58cm 胸囲107cm
・素材 木綿100%
・製造国 日本リンコル工房
商品名藍染フレンチ
商品番号BTC97
販売価格17800円

数量


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フロントスタイル
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バック
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