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染めと精錬

昨日の日曜日、日中は天気が保ちそうだったので火を焚いて溜まっていた精錬作業をしました。ところが昼過ぎにはさっさと雨になり・・・。

DSCN0182 寸胴2つで

適量入れているつもりですが、煮立つと生地が浮いてきてしまい、始終つっついて沈めたり、時々引っ張りあげて別の所に沈めたりと忙しいです。精錬をしないと染まりが悪い、またはそもそもがまともに染まらなかったりするので、染めをやる以上はどうしても必要な作業です。
今日テレビを見ていたら藍の工房が紹介されていて、そこでは「精錬」の工程は省かれていたのかな、ありませんでした。糊置きや、その後の呉汁置きは見せてくれたのですが。藍染めに関しては精錬はいらないとか、そんなことないよねと思いつつ・・・。

今春お世話になった北タイの工房でも、生地の精錬という工程は見ませんでした。洗濯機で洗って、絞りを入れて、染めていました。精錬ができそうな設えもなかったし。ただ、タイの生地は、日本のものに比べて染まりやすいと思う(生地を作る段階での加工が異なるのではないかと)ので、そのへんは加味して考えないと・・・。

DSCN0185 雨になった

ので、工房の中に干しています。重ね染め中の藍のブラウスたちと、精錬した白生地。ただの白生地も芸がないなと思えてきたので、国内で少し木綿を買ってみようかと物色しています。どうせなら少し織柄があったりするのが面白いかな、あとはリネンとか。

今日は受注製作のものに注文が入ったのでその縫製など。縫製中のものも数点あるのであっちやり、こっちやり。作ろうと思っているかばんが中々できないです。

台風接近中、ご注意ください。ではまた

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