藍干し続く・・・

工房庭の藍も、もう期待薄なのですが無駄にするのも忍びないということで、細々と収穫しては干しています。植物は天候次第。特に藍の場合は成育だけではなく、収穫後速やかに干すことが大切なので、さらにハードルが高いと思われます。今年も色々と学習しましたので、来年はさらに効率よく、質の高い藍(乾燥葉)ができるようにがんばりたいと思います。そろそろ「すくも」も作らないとね・・・。

今日、宅急便が届いたのですが、配達の人が
「あれ、あれ干してるの、あれ、ナンですか?」 と。
「藍ですよ、藍染にするやつ」
「へ~、最初に干すんだ? ほぉぉぉ」
と、納得して帰って行かれたけど、絶対、大麻干してると思っただろ!
鳥取だったかのほうで、成分を抜いた大麻を栽培する事業をしていた人が大麻吸ってて騒ぎになってましたものね。産業大麻と吸うための大麻は別で、まぁたまたま、同一人物が両方に関わっちゃったというだけの話。うーん、畑の端っこで実は大麻育てちゃってました、的な話かと最初は思いました(笑)

かつて日本の山間地では綿花を育てることができず、故に木綿というものは高価なものであったそうです。そういう地では繊維を取るために育てられる植物は麻であったのですよね。大麻って成長がものすごく早く、忍者が高く飛ぶ訓練をするのに使ったと本で読んだことがある。

 

平尾誠二さん亡くなる。
東京にいた若い頃、平尾さん目当てに試合を見に行ったことがある。早稲田出身の堀越さんなんかも活躍していた頃。私と2歳しか違わないのか・・・、訃報を聞いて愕然としてしまいました。どんな人にも去るべき時が来るのだけれども、いくらなんでも早すぎる。

明日は晴れ、どんどん林の木々が黄色くなっています。ではまた

借りている畑の1番刈

忘れそうなのでメモ。

借りている畑の1番刈から出来上がった乾燥葉の合計は、8.7kgでした。
誤差は500グラムくらいはあるかもしれません。
追分の工房庭の藍はトータル3.0キロでしたので、その3倍近い収穫となりました。

2番刈をもういつやってもいい、というか1日も早くやりたいのですが、当分は雨が続く予報で気が揉めます。
ではまた

2番刈り始めました

木曜日のお昼頃に、天気予報を見たら翌日が晴れになった(変化した)ので、それっとばかりに畑の藍を収穫しました。何せ、追分だけで結構な量が生育中で、借りている畑もあるため、段階的にやっていかないと大変なことになることが予想されるのです。

3600-r0039973 夜なべ仕事

茎から葉を外す作業は夜に。
そしたら翌日になったら天気は曇り時々雨になり、干せない・・・・・・。
一部は工房の中に吊るし、一部は家の中で扇風機。

3600-r0039981 本日は予報は曇り

時々薄日が射すので、屋根に上げました。

3600-r0039977 花穂

ピントが甘いですが、先端にはこのように花穂がついています。1番刈をしたグループにも、既に花穂を伸ばして咲かせているものも。天気が恨めしい。

3600-r0039984 夕方の藍

今日は朝から火を焚いて精錬作業をしていたので、その熱がまだ残っている竈の周囲に置いています。明日も火を焚くことになりそうです。

藍も元気で、1日おきくらいに染め作業をしています。なかなか写真が撮れないのはいつものことで、販売できるのは来年かも・・・^^;

今年の8月は、酒さという初めて知った症状に翻弄され、外仕事が出来ない(紫外線と汗が大敵のため)日々が続いていささか大変でした。強烈なストレスも幾つか重なったので、帯状疱疹もそうだったのだけれども、色々と気をつけていかねばと思ったことでした。症状はかなり治まってきて、暑さの盛りもとうに過ぎましたので、外の仕事も少しずつしています。

そんなこんなで、ではまた

嵩上げ・止め石(たぶん)

朝のPH、大ちゃん10.4、青くん10.9。発色は相変わらず青くんのほうがよい。大ちゃんもそれなりに頑張って青を出すようにはなってきている。まだまだ弱いけれども、かと言ってこれ以上待ち続けてもどうかと判断したので、本日嵩上げ。
灰汁(だいぶ時間が経ったのでPH10.6まで下がってしまった)に石灰を足して温め、35~40℃くらいのものを、大ちゃんに8リットル、青くんに3リットル、投入して嵩上げした。さらにPHを計りながら少々石灰を加え、両方ともPH11.0にした。青くんには日本酒30ccも(先日大ちゃんにはやったので)。
これで夕方にも撹拌し、本日の作業終了。
明日、様子を見て、変化なければさらに灰汁を足して、とりあえず藍建て終了といきたいけど、どうなるかな・・・。

3600-R0039933 1番畑の藍
収穫後、もうこの程度まで2番芽が伸びてきている。このまま順調に育てば、9月に収穫できるかと。
それにしても雨降って欲しい・・・。

3600-R0039926 なぜかブルーシート
にくるまるウメ。掃除するのに邪魔なんだけどどかない。こんな風にされてもどかない・・・。もう老犬なので、動くのもめんどくさい~。
ではまた

じっと我慢

朝、大ちゃんPH10.4、青くん10.8。
やはり青くんのほうが見るからにいい感じで、試し染めをしてみても青くんが濃い。大ちゃん頑張れ。

今日は特に足したり引いたりはなく、日中2つとも外で日光浴をさせて液温を上げたのみ。
夕方のPH、大ちゃん10.7、青くん10.9。
大ちゃんが上がったのは、底にある石灰分が揺れることで上に行ったのかもしれません。よくわかりません。
それでもかき混ぜた時の泡は元気にしっかりしてきましたし、悪くはないと思います。もう少し色が出るようになれば、両方とも灰汁上げして、仕上げられると思うので待ってみます。

 

嵩上げ

朝の藍たちのPHは、大ちゃんがすこし下がりました。青くんはほぼ変わらず。液温も26~27℃あたりです。
蓋を開けた時は、明らかに青くんのほうが調子よさそう。刺激臭が少なく、藍の香り。大ちゃんはまだまだ刺激臭。そのせいか、撹拌後の試し染めも、青くんのほうがずっと青かった。

300-R0039929 青くん
昨日の泡がそのまま残っていて悪くない感じ。液面も黒に近い濃紺に見えます。

300-R0039930 わかりづらい・・・
青くんの泡はもう青い泡です

300-R0039931 大ちゃん
油膜は見えるけど泡が少ない、あと全体的に色がくすんでいる感じ、青くんほどの濃紺って感じではありません

300-R0039932 1分染め
左が大ちゃん、右が青くん
けっこう違うものですよね・・・。

不思議なことだと思います。なんせ、青くんは、一昨日の朝までは大ちゃんだったわけで。一昨日の朝、大ちゃんから取り分けて青くんになったわけで、それなのに何でこんなに違うんだろう?
大ちゃんは、やはり一昨日の夜から昨日の朝にかけて、PHががくっと下がった、あれが悪かったんだろうな。でもなぜそんなに極端に下がったのか、しかも大ちゃんだけ・・・? わからないことだらけです。

私が考えついたのは、すくもの量の多寡だけだったので、本日、大ちゃんを嵩上げしました。灰汁を35℃に温めて、すこし石灰を足してPHを11.0にして、投入。大ちゃんに8リットル、青くんに2リットル。さらに、迷いましたが大ちゃんに日本酒を50ccだけやってみました。
夕方まで液温もPHも変化なし。とにかく焦らず(とっくにその段階は過ぎていると思いますが)、ここまで来たら待つしかないですね。
ではまた

工房での1番刈、計量

今年の工房畑での藍の1番刈、乾燥葉は3.0kg、誤差はプラマイ100~最大150くらいかと思われます。
昨年の1番刈では3130グラムの乾燥葉がとれました。全体の5%ほどは泥藍にしましたので、やはり昨年のほうが1番刈の収穫は多かったことになります。

考えられることとしては。
今年は藍の苗が大量に出来過ぎて避難先を決められず、畑を借りてそちらに苗を植え付けたのが昨年よりも遅かった、残りを工房に植えたのでさらに遅かった。
優良苗(セルトレイ)を借りた畑に植えて、こちらにはセルトレイに移さない状態の苗を植えたので、苗としても昨年の方がよかったと思う。
単純に植えつけた株数も昨年の方が多かった。しかし株間を開けたことで虫の被害が殆どなかったのは今年のよかった点。防除にも気を配った。

来年はよそに畑を借りずに、工房の畑面積を増やそうと考えていますが、さてさて今年は全部でどれくらいの乾燥葉がとれ、すくもができるでしょうか・・・。

うーん難しい

今朝はもしかすると還元膜がばっちり張って、かき混ぜると泡がむくむく・・・、というような素晴らしい光景が見られるのではと期待したのですが、見た目はあまり変化がありませんでした。
昨日は3つのバケツのまま、保温はなしで(毛布のみ)一晩越しました。夕方は撹拌をせず、PHも計らず。蓋を開けていて温度が下がることを心配してそのようにしたのですが、裏目に出ました。
移した方のバケツ、青くん黄ちゃんはPH10.3前後あり、昨日とそれほど変わらなかったのですが、問題は大くんです。これがいわゆる本家のバケツなのですが、PHなんと7.0。純水状態? 7.0ってPH計の校正値です。ありえません。10以上から一気に3以上下がるなんて、聞いたこともない。
撹拌してみるとPHはわずかに上がりましたが、それでも8に届かない。これはもう、どうしようもないので、石灰投入です。またまた「なし崩し中石」になってしまいました。PHがこんな低さでは、雑菌が繁殖して藍の菌を殺す可能性が高いのです。

石灰を3つのバケツに投入して、大くんは10.6に、青くん黄ちゃんは11.0に上げました。大くんを10.6で止めたのは、下がりすぎていたので、このくらいにしたほうがよいかと思ったから。

その後本日も日光浴。最も具合がよさそうなのが青くん、次が黄ちゃん、油膜の感じもなかなかいいです、ただしほとんど染まりません。
夕方、黄ちゃんの中身を大くん、青くんに移し、2つバケツ体制に。PHは大くんが10.6、青くん11.0。温度は30℃以上。毛布のみでまた一晩です。

現状では、大くんの中にあるすくもの量が、青くんよりも多そうです。移す時にできるだけ下の方から混ぜながら移したのですが、それでもすくもが移動しきらなかったということでしょう。青くんの調子がよさそうなら、明日、大くんを嵩上げするかもしれません。

むくむくした泡はまだ立たないけど、小さな青い気泡はたくさん出来ています。油膜もそこそこ張っているし、金粉も見受けられます。悪い兆候は、大くんのPHが下がりすぎたことだけ(理由がわからない・・・)、なんとか持ち直すと思いたいです。

とにかく様子見しながら待つしかないか・・・。

借りている畑の1番刈の乾燥は順調です。私が体調を崩してしまったので、夫がこの作業をしてくれています。
それにしても藍は難しいですね。ではまた

ついに還元!

今朝も藍ちゃんバケツに大きな変化はなく、PHも10.4で変わらず。温度は26℃と少し下がりました(電気毛布の温度を下げているため)。1分染めをしてみると、うっすらと青くなりますが、この弱さではまだまだ何とも・・・。

予定通り、バケツを増やして日光浴をさせることにしました。藍ちゃん1号は今、重量が50キロ近くになっていると思うので、とても動かせません。そこで、別のバケツも動員して3つにし、工房の外に出して蓋をしたまま温めました。

お昼に様子を見に行くと、なんと!!!

300-R0039919 油膜が!

この油膜は還元膜とも呼ばれ、藍の発酵が進むと必ず出現するもの。まだ還元膜と呼べるほどにはしっかりしていませんが、このような小さな油膜が3つのバケツともあちこちに出現していました。

300-R0039922 こな感じの油膜
それから見えづらいですが、金粉を蒔いたような表面の変化もありました。さらに、ぷつぷつしているのは、発酵により中から空気(?)が浮き上がっては弾けた跡です。

今まで、発酵はしていそうな気がする(PHが下がり、少しですが青の発色も見ました)ものの、この油膜も金粉様のものも見られず、このまま永久に寝ているのかと思っていましたが、今日やっと確かな発酵の証を見られたので安心しました。ほんと長かった・・・・・・。早ければ3日ということもあるらしいのに、ほぼ1ヶ月かかりましたから~。

300-R0039923 藍1号の喫水線
このように青く。嵩を減らしたのでよく見えています。

今日、次のステップに進むことも考えましたが、大事を取ってもう1晩待ち、よさそうなら明日、嵩上げと中石(1度やってるから2度目の中石なのか?)になる、かもしれません。ここまでゆっくりなので、さらに時間がかかるかもしれませんが・・・。

300-R0039924 乾燥中の藍

借りている畑の1番刈、これで全部ではありませんが、夕方が近づいてきたので屋根から下ろしたところです。衣装ケースに入れて明日まで待機。今日も晴れて暑かったのでかなり乾燥が進みました。

当工房の畑の1番刈は、乾燥が終わりました。明日、重量を量ってみるつもり。ではまた

藍干し

300-R0039916 工房の屋根
去年までは、片側が店(でも使ってはいなかった)、片側が夫の工房兼納屋だった建物の屋根です。トタン張りなので温度が上がり、藍の乾燥にはもってこい。なぜ去年までやらなかったのだろう・・・。

昨日、借りている畑で収穫してきた藍を、朝からとりあえず屋根にばらまいているところ。とりあえず大急ぎで日に当てなければ、ってところです。本当は、葉を取ってから干すほうがいいので、こんなに量が多くなくてできるのであればその方がずっといいです。

300-R0039917 店の屋根

こちらは今の店の屋根。西側にお隣(空き地)の林があり、早めに日差しが遮られるので、こちらは少なめです。

午後2時過ぎから雲行きが怪しくなり、雷が始まったので大急ぎで撤収。ギリギリ間に合いました。なんとか週末の2日で乾燥させたいです。時間をかければかけるほど、藍の成分は劣化するらしいので・・・(だから葉だけを乾燥させるのがベストということ)。

そんな1日。縫製もすこし。
藍は再び停滞期に入りました。PHも10.4~10.5と、ほとんど変化なし。明日はまたバケツを分けて日光浴させようかと思います。ではまた