藍染め

染める前に精錬作業

2019年も藍を無事建てることができました。
いよいよ染め作業に入るわけですが、その前に大事な工程があります。

精錬

布を煮洗いすることを指します。
石鹸を使ったり、アルカリ性のソーダ灰を使ったりして布に付着している汚れや、繊維を製造する過程で使われ残存しているあらゆる「不要なもの」を取り除く作業です。
すべてを除くことは多分不可能だと思いますが・・・。

 窯を焚いて・・・

寸胴2つを煮立たせて、その中に縫製済みの服や生地を投入、この工程でムラの元を作ってしまうことも多いかと思いますので、できるだけ布を湯の中で動かします。

 今日のしごと

朝から焚いて夕方まで。軽く濃染処理もしています。すべてを藍で染めるわけではないので・・・。
藍の場合でも濃染処理したほうが色がよく出るように思います。必要ないという意見もありますが、以前訪ねた数百年の伝統を持つ藍工房さんでも呉汁を使うと聞きました。私はそこまでマメじゃないけど(大豆だからマメ・笑)。

 すくも2回目仕込みました

1回目のすくもはほぼ発熱が終わり落ち着いたところなので、もう頻繁な切り返しも不要かと思い、衣装ケースに移しました。舟一杯だったのに、嵩はずいぶん小さくなりました。
2回目の仕込みが終わったところです。うまく醗酵することを願ってます。

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