借りている畑の1番刈
投稿日:忘れそうなのでメモ。
借りている畑の1番刈から出来上がった乾燥葉の合計は、8.7kgでした。
誤差は500グラムくらいはあるかもしれません。
追分の工房庭の藍はトータル3.0キロでしたので、その3倍近い収穫となりました。
2番刈をもういつやってもいい、というか1日も早くやりたいのですが、当分は雨が続く予報で気が揉めます。
ではまた
忘れそうなのでメモ。
借りている畑の1番刈から出来上がった乾燥葉の合計は、8.7kgでした。
誤差は500グラムくらいはあるかもしれません。
追分の工房庭の藍はトータル3.0キロでしたので、その3倍近い収穫となりました。
2番刈をもういつやってもいい、というか1日も早くやりたいのですが、当分は雨が続く予報で気が揉めます。
ではまた
雨が続きますが、木々は紅葉を待ってくれないので、雨の中葉っぱを取りに行ってだんこうばい染めをしました。
今日はその前に、精錬作業の様子から。
鍋スタンバイ
寸胴に大量のお湯を沸かし、純せっけんを削って入れて、その後ソーダ灰を入れます。色々なやり方があると思いますが私はこれです。
生地を投入
今日はタイの手織り木綿、漂白していない薄茶のものを精錬しました。
沸騰させた状態でしばらく置き、取り出してゆすぎ、脱水。2度繰り返すこともありますが、今日は1度で。その後、濃染処理をします。私はディスポンという市販のものを使っています。これにもお湯を沸かすことが必要なので、実は草木染めってまるっきりエコじゃない・・・^^;
だんこうばい
林の縁などに多い落葉低木です。
刻みます
こんな感じに
煮出して漉した染液
3番染液まで取りました
この後は、染液を混ぜたりしながら、薄い濃度から染めていきます。媒染をかけて、さらに染め付けます。今日は雨のせいもあり、ちょっと材料が少なかったかな、また染め重ねるかもしれません。
疲れてしまったので、この後の写真はありません・・・。出来上がったらまた。
鍋2個+藍の葉っぱ
草木染めの中で、火を使わずに染められるのは今のところ藍だけです。その藍染にしても、事前の精錬は欠かせません。染めるという作業には、これだけの手間と水と火力が要るということを、経験のない方はまったく知らないと思うので、今日はちょっと記録がてら書いてみました。
木曜日のお昼頃に、天気予報を見たら翌日が晴れになった(変化した)ので、それっとばかりに畑の藍を収穫しました。何せ、追分だけで結構な量が生育中で、借りている畑もあるため、段階的にやっていかないと大変なことになることが予想されるのです。
夜なべ仕事
茎から葉を外す作業は夜に。
そしたら翌日になったら天気は曇り時々雨になり、干せない・・・・・・。
一部は工房の中に吊るし、一部は家の中で扇風機。
本日は予報は曇り
時々薄日が射すので、屋根に上げました。
花穂
ピントが甘いですが、先端にはこのように花穂がついています。1番刈をしたグループにも、既に花穂を伸ばして咲かせているものも。天気が恨めしい。
夕方の藍
今日は朝から火を焚いて精錬作業をしていたので、その熱がまだ残っている竈の周囲に置いています。明日も火を焚くことになりそうです。
藍も元気で、1日おきくらいに染め作業をしています。なかなか写真が撮れないのはいつものことで、販売できるのは来年かも・・・^^;
今年の8月は、酒さという初めて知った症状に翻弄され、外仕事が出来ない(紫外線と汗が大敵のため)日々が続いていささか大変でした。強烈なストレスも幾つか重なったので、帯状疱疹もそうだったのだけれども、色々と気をつけていかねばと思ったことでした。症状はかなり治まってきて、暑さの盛りもとうに過ぎましたので、外の仕事も少しずつしています。
そんなこんなで、ではまた
夏らしい夏があったかな・・・、と毎年思うのですが、今年もあっという間に秋風が立ち、気温ももう20度台前半になってきました。
建てた藍は元気で染め作業を続けています。いろいろ染めているのですが、撮影やら何やらが間に合わず、夏が過ぎていくという・・・(>_<)
建つのも遅かったし、後手後手になってしまいました。
種取り用ではない藍にも、花穂を抱いたものが出始めました。そろそろ収穫なのですが、天気が一向に安定せず、ずーっと曇りマーク。2~3日連続して晴れる予報が出ないと収穫したくないのですが、しばらくダメみたいです。
縫製したり、染めたり、少し撮影してアップしたり、で、日々が過ぎていきます。
「酒さ」はだいぶよくなってきました。思えば症状が酷かったのは借りている畑の1番刈の前後で、暑さの盛りでした。心身ともにいろいろ疲れた時期だったのだと思い当たります。
だんだんこういうことも増えていくんだろうな。気をつけて過ごしていかなくては。
ではまた
花穂がつきました
1株だけ畑の真ん中あたりで種どり用に育てている藍に、なぜか1本だけ花穂がつきました。収穫をしなかった株です。早めに花をつけて種までちゃんと出来て欲しいので。寒冷地では、花穂が出るのが遅れれば、種までいきません。
きれいなピンク色
こうして画像で見てみると、まだ咲いていないのかな? と疑問に。夕方だからかな・・・。
今日は午後、工房に染めたものを取りに行った時に、藍1号畑でキジのメスと子どもが遊んでいるのに出くわしました。数日前は枕木の隙間で蛇が日光浴をしていました。色々と、生き物にも慣れました。
極薄手のカディやサリー類を片付けて、ついでに生地の整理。探している生地は出てこない。いつものことですが、どこ行ったのかな。
ではまた
ここ1週間ほどの間に作ったものをアップしました。
木版更紗のサリーから作りました。ノースリーブ、前開き、開き隠し付きなので単品でも大丈夫(開きが突き合わせですが内側に1枚入っています)。
ナガ族の布を使った、ヤオ族のパンツです(ややこしい)。珍しい動物柄、赤も比較的珍しいかなと思います。少し柔らか目の生地だったので、服地に向きました。
肩ひもも同じ生地から取れたので、贅沢なかばんになりました。
今日もすこし藍染め。あとは重ね染めを終えたもののアク抜きなど。撮影、加工とアップ作業も少々。また1周間が矢のように・・・。
ではまた
朝から火を焚いて、精錬三昧の1日でした。
これはシルクのストールかな、これも精錬です。シルクは染まりやすいので、精錬はなくてもいける(と思う・経験から)のですが、念を入れてやってみました。
2つの鍋で同時進行のため、何が何やらわからなくなってきます。
ひたすら、精錬しては洗い、脱水し、また洗い、脱水し・・・。途中で濃染処理も加わるのでややこしい。そんなこんなで今日は1日ずっと精錬していました。
その傍らで藍染めも少々。
こんな染め三昧の日が自分に来るとは思っていなかったです。
ではまた
『二千七百の夏と冬』 荻原浩
少し前に直木賞を獲った人ですよね。私は昔1作読んだだけで以後は縁がなかったので、今回これを読んでみました。読み始めてすぐに思ったのは、鈴木光司の『楽園』のデジャヴ・・・。でも上巻は疾走感があってよかった、下巻は残念ながら私には失速したように感じられました。
☆4.0 現代の部分は正直要らなかったな、あと、クヌゥとは最後に対決するのかと思ったよ・・・
『笹の舟で海をわたる』 角田光代
この人も直木賞作家だったかな? 『ツリーハウス』が記憶に残る作家です。この小説ですが、重い・・・・・・。はてしなく重たかった、私には。最後にわずかに救いがあってよかった。
☆4.0 親子って難しいよね
藍は重ねて染めていくものなので、一昨日染めたものを今日もまた染めたり。ずっと前から染めているものを酢で中和して洗濯機で洗って仕上げたり。というような作業を本日も。
定位置に・・・
写っているのはほぼ仕上げのものたちです。
久しぶりに絞り
北タイの工房で、滞在中はずっと絞りをしていましたが、中でも好評だったのがこの手の絞り。その工房は板締めが主だったので、糸で縛るのは面白かったようです。工房の主はもちろんご存知でしたが、若い研修生みたいな人は初めて見たとのことで、みんなで一緒に絞って楽しかったです。
藍もすくすくと
成長中。昨年は10日頃から2番刈を始めていますが、今年はもう少し引っ張ってみようかと考え中です。去年はたしか、すくもを作るのに気温が必要だと考えて刈り取りを始めましたが、今年はすくも作りを急いでいないのです。気温よりも(もちろん気温があればよりよいのだけど)、作り方だと考えていて、いろいろ工夫しながらゆっくり秋の仕事にする予定です。
昨日の軽井沢は最低気温が10.2℃に。あっという間に秋ですね、ではまた
昨日の日曜日、日中は天気が保ちそうだったので火を焚いて溜まっていた精錬作業をしました。ところが昼過ぎにはさっさと雨になり・・・。
寸胴2つで
適量入れているつもりですが、煮立つと生地が浮いてきてしまい、始終つっついて沈めたり、時々引っ張りあげて別の所に沈めたりと忙しいです。精錬をしないと染まりが悪い、またはそもそもがまともに染まらなかったりするので、染めをやる以上はどうしても必要な作業です。
今日テレビを見ていたら藍の工房が紹介されていて、そこでは「精錬」の工程は省かれていたのかな、ありませんでした。糊置きや、その後の呉汁置きは見せてくれたのですが。藍染めに関しては精錬はいらないとか、そんなことないよねと思いつつ・・・。
今春お世話になった北タイの工房でも、生地の精錬という工程は見ませんでした。洗濯機で洗って、絞りを入れて、染めていました。精錬ができそうな設えもなかったし。ただ、タイの生地は、日本のものに比べて染まりやすいと思う(生地を作る段階での加工が異なるのではないかと)ので、そのへんは加味して考えないと・・・。
雨になった
ので、工房の中に干しています。重ね染め中の藍のブラウスたちと、精錬した白生地。ただの白生地も芸がないなと思えてきたので、国内で少し木綿を買ってみようかと物色しています。どうせなら少し織柄があったりするのが面白いかな、あとはリネンとか。
今日は受注製作のものに注文が入ったのでその縫製など。縫製中のものも数点あるのであっちやり、こっちやり。作ろうと思っているかばんが中々できないです。
台風接近中、ご注意ください。ではまた
という名前のかばんを作りました。
青い更紗だけを集めてかばんを作ろうと思い立ったのですが、思いの外、青に限ると手持ちが寂しく、自分で染めた藍布も一緒にして組み立ててみたものです。名前の通り、青いかばんが出来ました。
実はこの鞄、更紗も藍もなかなかなのですが、一番の見どころはボタン。そのへんのストーリーはサイトでどうぞ。
砂の海を渡る青いかばん ← こちらから
参考画像いくつか