梅雨明けはまだですが、7月も残すところあと1週間となり、気温の方はそこそこ上がってきたので藍建てを始めました。
自家製すくも
こんな状態です
ほぼ黒、乾いた状態で保存していたもの。
ヤマザクラの灰
すくも 2.8kg
木灰 1.4kg
熱湯 36リットル
とりあえずこれでスタートです。
今年は灰汁を作らずに、すくもと灰にいきなり熱湯を投入するという方法を実験的にやってみます。前から気になっていたやり方ですが、細かなノウハウまではないので、かなり自己流になるはずです。
かまどで熱湯を作っているところ
湯沸かし器で出る60℃のお湯を運んで、沸騰させています。
そしてこの熱湯を、すくもと灰を入れたバケツに投入していきます。2つの鍋、同時に沸くわけではありませんので、順次投入、30分ほどはかかったかな?
本日は私1人での作業でしたから、そのえらい大変だった作業中の写真はありません。
投入して撹拌。
PHは8.8前後とまったく低いです。
午後4時頃まで様子を見ましたがPHの変化はない。
さすがに低すぎるので石灰を投入、PH9.5まで上げました。
本当はPH10.5にはならないと困るのだけど、以前1日経ったらPHが急激に上がっていたことがあり、心配なので今日はこれ以上上げないことにしました。明日まで様子を見ることに。
最後に日本酒を250cc投入して、バケツに蓋、毛布はごく下の方のみ巻いている状態で、本日は作業終了。
7月25日 4PM 液温65℃ PH9.5
明日PHが低いままだったら、少し灰汁をとってみて足してみるのも手かも。
うちの灰はPHが低いのかな?
迷った末に・・・
やはりPH9台というのは今までに経験したことがなく、心配だ・・・。ということで、やはり石灰を投入してPH10.2まで上げてみた。これが吉と出るか凶と出るか・・・。
本来これでもまだ足りない。だいたいこの時点でPH11から12くらいにすることが多いはず。それにしてもPH低いな~
7月25日 5PM 液温62℃ PH10.2