アカソの染液を取りました
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アカソ(もしくは仲間)
わが家の隅っこに自生しているアカソ(または仲間)です。花穂が出てきたので、そろそろ染液を取ってみることに。
適当に収穫
不思議な花穂
煮出して
染液
最初は黄色だったのが、煮だしていくうちにいつの間にかこんな色に。びっくり。どんな色に染まるでしょうか・・・(一応、赤を期待)。
酸化させたほうが赤味が強まるらしいので、染めは明日かもうちょっと先です。
アカソ(もしくは仲間)
わが家の隅っこに自生しているアカソ(または仲間)です。花穂が出てきたので、そろそろ染液を取ってみることに。
適当に収穫
不思議な花穂
煮出して
染液
最初は黄色だったのが、煮だしていくうちにいつの間にかこんな色に。びっくり。どんな色に染まるでしょうか・・・(一応、赤を期待)。
酸化させたほうが赤味が強まるらしいので、染めは明日かもうちょっと先です。
5日目
液温は27℃と安定、PHは10.5~10.6あたりをうろうろしています。特に還元膜が張ることもなく、静かなまま。発酵は進んでいるのでしょうが、還元せずにPHだけが下がっていくという、よいとは言えない状況。
夕方、ふすまを与えることにしました。

ふすま
5番灰汁(PH11.6)で炊きました。バンコクで買ってきたヤシ糖があったので少し加えてみました。
これを与えて様子見。
6日目
液温は27℃ですが、PHはまた下がりました。青が10.2、黄色が9.8。10を切るとさすがに下がり過ぎで危険領域に入ってしまうため、思い切って嵩上げと中石(と呼んでいいのかどうかは・・・)に進むことに。
灰汁5リットル(PH11.6)を温めて50℃にして、両方の桶に入れました。さらに石灰を投入して、PHを10.8まで上げました。
11時半頃にこの作業を行い、13時に確認したところ、PHは0.2ほど下げていましたが、今日これ以上石灰を足すことはせず、電気毛布の温度を上げて様子を見ることに。
撹拌もこの時間を最後に、明日朝までせずに静かにさせてみます。
青バケツ
黄色バケツ
液面の色はほぼ同じ。黄色のほうがアンモニア臭が強い。
なかなか難しいものがあります。
気長にじっくりと。
畑①の藍
旺盛に育っています。最も大きなもので草丈が50センチに到達してきました。もう収穫に入ってもいいのですが天候が・・・。梅雨明けと同時に収穫開始と決めました。
今朝は寝坊してしまい、朝8時に藍の様子を見に行きました。
液温は両方とも27~28℃、PHは10.6~10.8あたりです。
液温は良好、PHも順調ではないかと思います。そろそろ中石、とも思いますが、ここはじっくりと待つことも肝要かと・・・。

今朝の青バケツ

今朝の黄バケツ
どちらも液面がだいぶ黒々としてきました。悪い兆候は見当たりません。
建てた翌朝
この茶色い泥の塊みたいな状態から較べれば、ずいぶんと醗酵が進んでいるのだと思います。
2~3時間おきに液温とPHを確認しながら、各バケツともに4~50回撹拌しています。酸素を供給して正常な発酵状態を保つためです。
じっくりと観察しながら、中石に進みたいものです。
灰汁が少し足りないかもしれないので、処分するつもりで置いていた灰に新たに50℃ほどのお湯を加えてみました。多少PHが低くても、嵩上げには使えるのではないかと思います(多分ですが・・・)
朝7時、室温20℃、液温は両方とも25℃と低くなっています。でも室温と比べても高めなので、電気毛布の効果があるのがわかります。
PHは、青バケツが10.6、黄バケツが11.1。
青バケツのほうが醗酵が進んでいるということなのかな?
すくもの量、最初の練りの感じでは、黄色のほうが質が高いかと思いましたが。
なかなか難しいものがあります・・・。
迷った末に、青バケツに灰汁を800ccほど足してみました。石灰もほんの少々。これでPHを11.0にして、今日は日中も電気毛布をつけておきました。
今日は全部で4回の撹拌と液温チェック。液温はほぼ変わりません。
臭いは、青バケツの方は少し草っぽい匂いが出てきました。黄色の方はまだアンモニア臭が圧倒的に強いです。
心配しながら見守る毎日。建つかな?
朝7時、室温22℃、藍の液温は32℃。
PHは若干下がって10.8ほど。2つのバケツとも同じ数値。
灰汁を足し、それでもまだ低かったので石灰も少し投入しました。

現時点ではご覧のように、なんだか汚い泥の溶液のようです。
匂いは少しつんとくるアンモニア臭。これは「すくも」がそういう臭いなので仕方がないというか、特に変わったことではありません(と思う)。
特に自家製の「すくも」のため、未完熟である可能性はあるかと思います。堆肥と同じで、未完熟だとアンモニア臭がするのではないかと・・・。
日中は毛布に包んだまま置き、夕方、日本酒を買ってきたので再びチェック。
液温27℃、少し下がっている。
PHは、青バケツが10.8と下降、黄バケツは11.3と朝と変わらず。
青バケツに石灰を少し入れ、両方に日本酒を200ccずつ投入、撹拌し、電気毛布を巻いて本日の作業は終了です。
うまく建つといいのですが・・・・・・。

畑ではブルーベリーの早熟のものが熟し始めました。今年最初の果実、ありがたく、横を通るたびにつまんで食べています。
晴れて気温も高くなりそうだったので、藍建てを始めました。
すくも第一陣
昨年の1番刈の藍から作ったすくも1810グラム。
2番刈2600グラム、計4400グラム強を建てました。
まずはすくもをできるだけ小さく砕き、温めた灰汁でほぐします。
温めた灰汁を注ぐ
揉み込むように
建てるバケツに投入
周囲に石灰がついているのは、発酵菌が住みやすくするため。バケツの内側を1番灰汁で少し湿らせて、石灰を叩くようにしています。
2番、3番灰汁と漉しセット
灰汁は2番、3番から5リットルずつ。4番と5番を合わせたものから15リットル。合計25リットルを使います。上澄みとはいえ結構小さな炭など混ざってしまっているので、木綿の袋で漉しながら。
寸胴2つで温める
60℃になるまで熱しました。これをすくもの上に投入し、よく撹拌。PHを計ると10.2~10.4ほど。石灰投入。PHを計りながら石灰で調整していき、最終的にPH11.9まで上げました。
日本酒投入
最後に日本酒を投入。すこし少なかったので、明日買ってきて足す予定。
お客さんがあったのでこの状態でしばらく放置してしまい、温度が40℃前後まで下がってしまいました・・・。たぶん大丈夫と思うけど。バケツに蓋をして、毛布で包み、本日の作業は終了です。
7/8金曜日、借りている畑の藍に施肥をしました。
施したのは、わが家で仕込んだ油かすの液肥。油かすと水を混ぜて、ほんの少しヨーグルトを投入して放置したものの上澄みです。これを100~200倍に薄めて株元にやっていきました。
800株ほどあるので、やっては戻り、やっては戻り。
ジョロは6リットルと4リットルの2つ。
水は畑の外側を流れている農業用水からバケツで汲み上げるもの。
畑と用水の間には電気柵があり、もちろん電気は切っていますが、電線の間を潜らないといけないので結構な労力でした。
8~10リットルのバケツ2つに水を汲み上げてはジョロに移して、施肥しては水場に戻る、の繰り返しでした。水道はありがたいなと・・・(笑)。ホースもありがたいですね。
3時間ほど作業して、畑は終了。
自宅の庭に藍の干場にするビニールハウスを建てるための部材を、農業センターやホームセンターで購入して帰宅しました。
借りている畑の藍は、やはり収穫まで少しかかりそうです。今月末にできるかな? わが家の藍たちは、それより前に収穫することになると思います。時間差ができてよかった。
7/5の藍
最も成長がよいグループの株は、既にこの程度に葉が大きくなってきました。でもまだ草丈は今ひとつ。収穫まではあと1週間から2週間かかりそうです。
成長は順調に行っていると思います。
畑を借りて育てている第一グループが、肥料が足りていないので成長もゆっくりで元気がありません。近日中に液肥(油かす醗酵液肥)を与える予定。
本来ここが最初の収穫となる予定だったのですが、わが家の藍たちが先に収穫されることになりそうです。
日本茜
これは日本茜の現在の姿。昨年、枝を切って挿して発根させ、畑の隅に植えつけたグループ。今年はまだ採ることはできません。自生している株を、秋に掘ってみようかと思っていますが、どのくらい根が採取できるのか未知数。
それにしても、雑草だと思ってずっと駆除の対象だったこの植物が、希少な日本茜だったとは・・・・・・。
1番灰汁から取り始めて今日で3日目。3番灰汁まで取りました。
1番灰汁
上澄みを取っているのですが、まだまだ混ざりものが多い状態。最終的に使う段階で、濾そうと思います。
1番、2番灰汁 PH12.3
3番灰汁 PH11.7
現在のPH値。こんなもんかな? ちょっと低めかな?
このままあと2回、5番灰汁まで取る予定です。
順調なら週末に、いよいよ藍建て開始! (となるかな?)
旅暮らしのかばん
アジアのいろいろな土地の手織り布を集めて、筒型のかばんを作りました。
この形、初めてインドやネパールを旅した頃にかの地で流行っていたもので、どこの町でも商店の軒先にアップリケやストライプなどのカラフルなバッグが吊り下げられていたのをよく見かけました。あの頃の旅人なら、みんな一度は買ったことがあるのではないかと思うくらい、多くの人が持っていたのを覚えています。もちろん私も、動物のアップリケがされているのをニューデリーで買って使っていましたが、何度も引っ越ししていいるうちに失くしてしまいました・・・。
布は中国長江デルタの土布、タイのタイルー族、モン族、ミャンマーのリス族、ベトナムの黒タイ族、ラオスのレンテンヤオ族などなど・・・、の、木綿と麻。長い時間をかけて集めた手織りの布ばかりです。どれも草木染めの自然なやさしい、またはきりっとした色。少しずつ使って、ひとつのかばんになりました。
遠い昔にインドで買ったものよりはぐっと小ぶり。手に下げてもいいし、肩にひょいとかけることもできます。斜めがけは残念ながら無理です。
近日中にショップにもアップする予定です♪