藍染め

藍建て20日目・1号発色

投稿日:

20日目ですね。今年も長くかかりました。

1号 PH11.5
2号 PH10.5

大体こんなところで今日は推移しています。
朝の1分染めでは1号の方が濃い色を出しました。2号は前日より薄い。さてさて何でしょうか。
Lowバケツを2号に戻し、糖分をわずかに与え、本日は静観。

様子を見ながら試し染めができるかな・・・。

1号が発色したので気が抜けました・・・。

 

すくもは発熱が弱くなってきました。ここからどこで終了にすればいいのか、毎度悩みます。まだまだアンモニア臭が強いので、当分はこのまま。
本日も軽く切り返したのみです。

藍染め

藍建て19日目・PHについて覚え書

投稿日:

体調を崩して寝坊、10AMの皆さんの様子

1号 PH 11.31
2号 PH10.37
H      PH11.90
L       PH9.41

左から1号、2号、H、L
PHを下げたLに発色が見られた。
Lには2号から25%分を継ぎ足しているからそれで発色、とも思われるが、昨日は発色しなかったので、昨日から今朝にかけて醗酵&還元がわずかなりとも起こったと考えるべきだと思う。

つまり、PHは低くなければ駄目だということがこれではっきりした。

我が家のすくもに限った話なのかもしれないが、PHは低く保ったほうが醗酵し還元に至る。
来年以降も建てる時点でのPHは低めに。10なくても気にしないで醗酵させるほうがよい。というかPHが高かったら醗酵(または還元)しないのだ。

大事なことなのでメモっておきます。

PHを上げたHigh君については、何も起きないだろうことがほぼ確定したので、1号に戻した。
1号に糖分を50グラム投入。そろそろもう物理的還元を目指そうかと。とりあえず50で様子を見る。
今日は1号に電気毛布をかけて保温してみる。

2号は様子を見ながら(もう少し強くなってきたら)仕上げにしてもいいのかもしれない。

 今朝の2号撹拌後
青い泡が出来ている。空気に触れて酸化し青を発色している。

藍染め

藍建て18日目

投稿日:

9AM  室温24℃

1号 27.5℃ PH11.32→11.41
2号 27.0℃ PH10.43→10.58
H  25.5℃ PH11.85→11.89
L      26.0℃ PH10.48→10.7 少しギラギラあり、臭いなし

 1号

 2号 膜があり、ぎらっとしている

 高PH

低PH
ごくごくわずかだが、希望があるとすればやはりこちら。すこし膜が散らばり、ぎらっとしている。2号をクォーター内包しているわけだから、当然といえばいえる。

 

5PM PHやや高めに出ている可能性が高いような・・・
1号 29.5℃ PH11.63
2号 31℃  PH 10.64
H  31℃  PH12.16
L  30.5℃ PH10.5

朝の1分染めで染まったのは2号のみ。

2号を除き動きがなくてつまらない。LOW君ももう少し頑張るかと思ったが・・・。

朝、写真を撮ったのに工房に忘れてきた・・・

藍染め

藍建て17日目

投稿日:

8AM  室温24℃
1号 液温27.5℃ PH11.23→11.30
2号 液温28℃  PH9.63→9.72

 静まり返る1号

 元気に見える2号

 撹拌後の1号 泡は少ない

 同じく撹拌後2号 泡が消えない

 左1号、右2号
ピンきてません!

10AM  2号のPHを上げることにする
2リットルの灰汁(PH9.56)に石灰大さじ13を入れて投入、直後の2号PH10.16
初めて10台に載せたことになる。
計算上だが、13リットルの溶液のPHを0.6上げると考え、前日の実験結果から13杯とした。
5PMの数値が10.4になったことを考えると、10杯で様子を見たほうがよかったかも?^^;

2PM 実験
1号から2つのバケツに各3リットルずつ取り出して、片方のPHを上げ、片方は下げる。
High  11.28の溶液にソーダ灰大3・石灰大5を入れて撹拌、PH11.71に
(12以上を目指したものの、石灰は後から効いてくるはずなのでここで止める)
Low   11.28の溶液に2号から1リットル加える。PH11.0
ここに酢を180ml加え、直後のPH10.36とする。

もう目茶苦茶な、夏休みの自由研究状態になったけど、何事も実験して検証して、がベストだな~と。

5PM
1号 11.3   2号 10.4  H 11.75  L 10.6

 

すくも、今日は温度が低かったのでダマほぐしは最小限にし、すこし水を打った。

藍染め

藍建て16日目

投稿日:

8AM  室温23℃

1号 液温27℃ PH10.58→10.86(撹拌前後)
2号 液温26.5℃ PH9.41→9.34

1分染め、1号は染まらず、2号は昨日と同じくらい染まる
2号のPHが変わらず低いままなので、嵩上げしてPHの上昇を試みる。

ついでに実験した。

1リットルの水にソーダ灰、石灰を入れたときのPH上昇度を調べた。

ソーダ灰大さじ1 PHは0.58上昇した
石灰   大さじ1 PHは0.6上昇した

つまり我が家の持っているものでは、どちらも大さじ1で1リットルの水のPHを0.6上昇させる。この手のものに劣化があるかどうかは知らない。

そんなこんなで、灰汁2リットルを11.6のPHにし(後に上昇するとみてこの程度の値に)、2号に投入。
その後、手を突っ込んで1号、2号ともよくよく混ぜた。右手が若干染まった^^;
突っ込んだ感じでは1号の方がこなれていてよい感じ(長時間経ってるから)。

その後のPH
1号 11.41
2号 9.62

いやいやいやいや灰汁入れたの2号だから! 1号何もしてないから!
灰汁入れた2号はほとんど反応しないのに、何で1号が・・・? 撹拌して底のアルカリ分が混ざりましたか? そもそも2号は何で反応しないの・・・・・・。

13リットルのPH9.3に、2リットルのPH11.6
いや~数学苦手だから計算式に自信がないけど、多分こうかな?
13×9.3+2×11.6÷15≒9.6

おっ、合ってんじゃん!
ということはやはりもっとアルカリ性のもの、石灰かソーダ灰を入れないとだめなんだな。

5PM
1号 11.2
2号 9.5

どう見ても1号の方がよい数値のはずなんだけど。
まったくもって五里霧中。

 

藍染め

藍建て15日目

投稿日:

8AM 室温23℃
1号 液温26℃ PH11.0
2号 液温24℃ PH9.2


上が2号、下が1号
2号は還元が始まりました

しかし2号のPHは低すぎです。1号は教科書的には理想のPHもしくは若干低め?かと思われますが、2号が低いPHで起きたことを考えるとPHを下げたいところ。
そこで、何かを加えるよりは、自分たちで混ざってもらうことを考えました。
高PHの1を2へ少し入れればPHは上がるだろう。
その逆もまた然りです。
また、還元が始まった2を1へ加えることで、1にも変化が起きるかも、とも考えました。

1PM
1号から3リットル2号へ、2号から2リットル1号へ、それぞれ移して混ぜる
撹拌前後のPH
1号 11.0→10.5
2号 9.3→9.4 !!??

1号は期待通りPHが下がった。
2号は3リットルのPH11.0を入れたにも関わらず、0.1しか上がらない。何でだ??

1号はもともと40リットル近いところに2リットル入れただけでPHが落ちた。
2号はもともと10リットル強のところに3リットル入れたのにPHが上がらない。
さっぱりわけがわからない。

PHは下げるのはたやすく、上げるのは難しいのか??

石灰なら効くまで時間がかかるということが考えられるが、今回は液体だから・・・。
いや~まったくわからないことになってきた。

4PM
1号 液温30.5℃ PH10.48
2号 液温33.0℃ PH9.41 (いやいやいやだから何でよ?)

わからないまま本日終了。毛布でくるんでおしまい。

未分類

藍建て14日目

投稿日:

8AM 室温23℃

本日午前にPH計が届く予定なので、計らなかった。
見た感じ、1号は昨日と変わらない、2号は少しおとなしくなった。はっきりとした膜はない。

11AM  PH計が届いたので計測してみる。
1号 10.67
2号 9.08

えっ・・・? さらなる迷宮に・・・。
こんなに低いのだろうか? 0.5~1.0近く違う結果になっている。
もしこれが正しいのなら、特に2号の醗酵(弱い還元?)は9以下で起こったことになる。
そうなんだろうか・・・・・・。

何度もPHを確認してしまう。1号は10.7~10.9くらい。2号は9.05~9.2くらいの間で数値が止まる。
どうにも低いなー、特に2号。
低すぎる。ほぼ危険領域だと思う。

でも匂いや見た目はまだ大丈夫と思わせる。
いやー難しいなわからない。

わからないのでいじらない。さらに観察してみたい。

すくもは今日は少し温度が下がった。特に四隅の底部分。混ぜすぎかな? すこし水を打った。

5PM
1号 10.83
2号 9.19

(>_<)

 

藍染め

藍建て13日目・すくも11日目・2号4日目

投稿日:

8AM  室温23℃
1号 液温26℃ PH11.0
2号 液温26℃ PH9.0


ようやく紫色の還元膜らしきものが張りました。朝の写真。
ようやく、と言ってもこちらは2号。4日目で張ったのですね、速いかも。

2.30PM
1号 PH11.4
2号 PH9.0

2号のPHがかなり低いので、嵩上げして調整する。
2リットルの灰汁(PH9.5)を入れ、ソーダ灰を少々加え、PH9.7
このまま夕方まで様子を見たい。


こちらは1号。なんとなく膜のようなものが部分的に見えるけれども、この膜が安定しないのでまだまだという感じです。悪くはないのですが。

PH計がどうも不安定で信用できない。新たに購入を検討。

すくもは順調。今日も切り返し。

5PM
1号 PH11.5
2号 PH9.5

藍染め

藍建て12日目・すくも10日目・2号3日目

投稿日:

午前中出かける予定があり、7.30AMにチェック。
1号2号共に外に出し、蓋をしたままにする。

液温は共に27℃、PHは計ったけど忘れた・・・

 藍2号
今までにはない液面になっている。少しとろみがみられ、全体にもやっとしている感じ。1号はクリアーな感じだが、こちらは多層構造になっているように見える。もちろん水量が少ないせいもあるが。
あまりツンツンした匂いはしない。醗酵と腐敗のあわいをさまよっているのかもしれない。

5PM
1号 液温29.5℃ PH11.5→11.5
2号 液温26.5℃ PH9.5→9.5

2号のPHは低いが、もう少し様子を見たい。このまま醗酵してほしいなぁ。
1号は寝たままなので・・・、どうやったら起きるんだ? 明日はまた日中に液温を上げてみようかと(30~32℃くらい)考え中。

 

藍染め

藍建て11日目・すくも9日目・藍2号2日目

投稿日:

本日の予報は晴れ。

7.30AM  室温23.5℃
1号 液温27℃ PH11.2→11.1
2号 液温34℃ PH8.5→9.5

さすがに8.5は低すぎる。匂いも未だ嘗て嗅いだことのない危ない系の臭いがする。
ソーダ灰と石灰を少しずつ入れながら撹拌、PH9.5までは上げた。

 その時点での藍2号
茶色の細かい泡が水面の周囲にある。まだすくもが浮遊しているので、真ん中あたりにぽつぽつ見えているのは多分すくも。水の量も少ないので、こんな感じ。

 

11AM PH計校正
1号 11.6
2号 10.1

うーん・・・。PH計の寿命なのか・・・。ちょっと不安定すぎるなぁ。

午前中に全粒粉を2時間ほどかけて煮る。タイでだいぶ前に買った粗糖のようなものも少し混ぜてみた。
煮たもののPHを一応計ってみたけど6.6(?)あまり当てにならない数字、よくわからない。

正午頃、これを1号、2号に投入する。

もっとトロトロした感じになればいいんだけど、全粒粉だし、こんなもんで勘弁。2時間ほど、焦げないようにかき混ぜながら煮ています。時々水を足しながら。最後に粗糖も入れた。甘いオートミールになった^^;

投入後のPH

1号 11.2
2号 9.8 (投入後、下がったのでソーダ灰追加)

5PM
1号 11.1
2号 9.7

2号のPHの低さは気になるところだが、もう少し様子見をする。

★すくも★
すくもはいたって順調。小さな虫が切り返しを始めると寄ってくるのが気になるくらい。よく発熱し、醗酵している模様。乾きすぎているところと、湿りすぎているところがあるのが少し気になる、もう少しうまく水分を調整できたらと思うが、舟の底の穴から出るほどの水分はない。しかし四隅の底の方はかなり濡れている感じ。
まぁ、とにかく切り返し切り返し。ダマほぐしダマほぐし。

★1番刈り終了★
早朝から収穫して、午後2時頃まで断続的に作業して葉を外し終わる。順次干し作業に移していったので、夕方にはかなり乾かすことができた。今日は一日ほぼ晴れて、完全に曇ることがなくよかった。
それにしても藍の収穫から干しあげるまでの作業はかなりの大変さ。なるべく体力的に負担の少ない方法を編み出したいと思っているがなかなか・・・。早朝の収穫も涼しい時間帯でいいのだが、その分茎葉が濡れているので後の作業にはよくない。むずかしい。