藍の栽培

ついに還元!

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今朝も藍ちゃんバケツに大きな変化はなく、PHも10.4で変わらず。温度は26℃と少し下がりました(電気毛布の温度を下げているため)。1分染めをしてみると、うっすらと青くなりますが、この弱さではまだまだ何とも・・・。

予定通り、バケツを増やして日光浴をさせることにしました。藍ちゃん1号は今、重量が50キロ近くになっていると思うので、とても動かせません。そこで、別のバケツも動員して3つにし、工房の外に出して蓋をしたまま温めました。

お昼に様子を見に行くと、なんと!!!

 油膜が!

この油膜は還元膜とも呼ばれ、藍の発酵が進むと必ず出現するもの。まだ還元膜と呼べるほどにはしっかりしていませんが、このような小さな油膜が3つのバケツともあちこちに出現していました。

 こな感じの油膜
それから見えづらいですが、金粉を蒔いたような表面の変化もありました。さらに、ぷつぷつしているのは、発酵により中から空気(?)が浮き上がっては弾けた跡です。

今まで、発酵はしていそうな気がする(PHが下がり、少しですが青の発色も見ました)ものの、この油膜も金粉様のものも見られず、このまま永久に寝ているのかと思っていましたが、今日やっと確かな発酵の証を見られたので安心しました。ほんと長かった・・・・・・。早ければ3日ということもあるらしいのに、ほぼ1ヶ月かかりましたから~。

 藍1号の喫水線
このように青く。嵩を減らしたのでよく見えています。

今日、次のステップに進むことも考えましたが、大事を取ってもう1晩待ち、よさそうなら明日、嵩上げと中石(1度やってるから2度目の中石なのか?)になる、かもしれません。ここまでゆっくりなので、さらに時間がかかるかもしれませんが・・・。

 乾燥中の藍

借りている畑の1番刈、これで全部ではありませんが、夕方が近づいてきたので屋根から下ろしたところです。衣装ケースに入れて明日まで待機。今日も晴れて暑かったのでかなり乾燥が進みました。

当工房の畑の1番刈は、乾燥が終わりました。明日、重量を量ってみるつもり。ではまた